
◆WBC強化試合 オリックス4-3日本(2日・京セラドーム大阪)
オリックスが、連続世界一を狙う井端ジャパンに快勝した。「こういう空気の中でできた。みんな、いい刺激になったんじゃないですか」。3年ぶりの覇権奪回を目指す岸田監督も手応えを感じた白星。流れを運んだのは2年目・寺西だ。
最速153キロの直球を主体に、2回を完全投球。打者6人のうち、4人のメジャーリーガーを封じた。初回に先頭・近藤を空振り三振。大谷にも真っ向から挑んだ。「体も結構、震えていた」と力を振り絞り、6球すべて直球勝負。カウント2―2から左飛に仕留めた。続く鈴木も遊飛。2回は村上、佐藤からも空振り三振だ。「たぶんフォークです。全然、覚えてないんですけど…」とたっぷり緊張感を味わった年俸1400万円の右腕。女房役の森も「打たれて当然。勝負せんかったら何の意味もない」と支えになってくれた。
「一つ自信にして、また頑張ります」。目標とする開幕ローテ入りへ大アピールしたブレイク候補。まだまだ伸びる。(長田 亨)