
◆WBC強化試合 オリックス4―3日本(2日・京セラドーム大阪)
オリックス・寺西成騎投手(23)が先発し、2回完全と最高の投球を見せた。初回1死、大谷には6球連続で直球を投げて左飛に打ち取るなど、大舞台で自身の持ち味を最大限に発揮。「森(友)さんがずっと真っすぐを(要求して)。3球目くらいで『これは全球真っすぐ行くな』と思って、抑えようと思っていきました」。最後はクイックも織り交ぜ、最速153キロの直球の威力を証明した。
試合前には、その森友から「打たれて当然だから。その中で逃げずに勝負することで勉強になる。勝負せんかったら何の意味もない」との助言を受けた。「すごく響いた。ちゃんと勝負しようと思っていきました」。マウンドでは体が震えていたというが、緊張を感じさせないパフォーマンスにつなげてみせた。
2年目右腕の力投に、岸田監督は「全球、腕が振れていた。スーパースター相手。自信になったと思います」と納得顔。開幕ローテ入りを目標に掲げる成長株は「ここからが大事。この先どうなるか分からないけど、ひとつ自信にして、オープン戦もまた頑張りたい」と決意を新たにした。