
◆WBC強化試合 オリックス-日本(2日・京セラドーム大阪)
オリックス・寺西は名前負けせず、持てる力を出し切った。侍ジャパンを相手に先発し、2回を完全投球。打者6人のうち、4人のメジャーリーガーを封じた。「緊張感もありましたが、すごい打者が並ぶ打線と対戦できて楽しかったし、持ち味は出せた」。年俸1400万円の2年目右腕。大舞台で有言実行してみせた。
初回、先頭の近藤を空振り三振。最も楽しみにしていた大谷と顔を合わせた。「1番打者だったら、初球は真っすぐで…」。打順は想定と違ったが、思い描いた通り、真っ向から挑んだ。初球どころか、6球すべて直球勝負。2ボール2ストライクから左飛に仕留めた。続く鈴木も遊飛。「森さんが真っすぐを中心に良さを引き出すリードをしてくれた」。2回は村上、佐藤輝から空振り三振を奪った。
九里、田嶋を差し置き、与えられた真っさらなマウンド。「経験することで成長してほしい」と岸田監督の親心にも応えた。目標とする開幕ローテ入りへ大アピールしたブレイク候補。まだまだ伸びる。