
◆SMBC日本シリーズ2026第1戦 DeNA―ソフトバンク(24日・横浜)
ソフトバンクは、延長11回に柳田悠岐外野手の一打を起点に勝ち越しに成功した。先頭で一塁・佐野のグラブをはじく二塁打で出塁。牧原大はバント2球ファウルの後、ヒッティングに切り替えて空振り三振。山本祐は死球で、1死一、二塁で庄子が左越えに適時二塁打を放った。なおも1死二、三塁で代打・柳町が犠飛を放った。
7回に1点を先制しながら、8回に2番手・松本裕が痛恨被弾。牧にバックスクリーンに特大の同点ソロを運ばれた。日本シリーズ史上57度目の延長戦に突入したなかで、貴重な1点をもぎとった。
序盤は、山本祐が古巣の横浜スタジアムで意地を見せた。5月に尾形、井上との交換トレードでDeNAから加入。2回1死のシリーズ初打席で右前打を放ち、7回は先制点につながる一打を放った。無死一塁の第3打席で左翼線に二塁打を放ち、続く8番・庄子の二ゴロの間に先制していた。
先発・上沢は、アクシデントを乗り越えて好投した。山本祐の好リードにも導かれ、7回無失点。7回先頭・梶原の打球が右太ももを直撃し、さらにボークで1死二塁のピンチを背負ったが、得点を許さなかった。昨年は、日本シリーズ初登板となった第2戦で4者連続を含む7奪三振で6回1失点と最少失点でしのぎ、勝利投手となった。2年連続の白星はお預けとなった。
貯金42で2位・西武に11・5ゲーム差という圧倒的強さでリーグ3連覇した。一方でDeNAは貯金2だけ。阪神に7・5ゲーム差の3位だったが、CS第1ステージで巨人に連勝し、最終ステージでは阪神に4連勝。無敗で頂上決戦に乗り込んできた。
両チームは2年前の24年にも日本シリーズで対戦。くしくも2年前も、ともにレギュラーシーズンは同じ「貯金40差」。ソフトバンクが連勝発進しながら、その後に4連敗で屈辱の下克上を許した。王貞治球団会長が前日のナイター練習を視察した際に「倍返し」を誓っていた。昨年のシリーズは阪神相手に初戦は1―2で敗戦し、第2戦から4連勝で頂点に立った。