
ソフトバンクは30日、「FUKUOKA OH SADAHARU LEGACY PROJECT」―【89】から始まる、ホークスの文化を次の世代へ―の始動を発表した。福岡市内の王貞治ベースボールミュージアムで発足会見が行われ、新企画の発起人の1人でもある城島健司CBOが出席。監督と選手として共に戦った経験もあり「野球にこだわらず、スポーツしている子どもたちにもしっかり受け継いでいきたい」と文化の継承を明かした。
現在は球団会長を務めている王さんは、1995年にダイエー(現ソフトバンク)監督に就任し、08年まで14年間指揮を執った。95年にダイエー入りした城島CBOにとってはプロ入り後初の監督が王さんだった。「鳥が最初に見たものを親と思う、という。プロ野球人として初めてのおやじ、監督が王貞治だったというのがすごくラッキー。野球のいろは、プロ野球選手としてのいろは、男としてのいろはは全部、王貞治に教えてもらった」と尊敬の言葉が止まらなかった。
現在は会長、CBOという立場で球団の発展について意見を交わすが「いまだに怖いです(笑)。やっぱりおやじは何歳になっても怖いです」と苦笑い。現役時代は選手として偉大さを感じ、今は「会長は(当時)監督をしながら、僕の仕事も広報活動も、1人で何役もされてたんだと今つくづく思う。改めて王貞治の偉大さというのを最近痛感してます」と感服の様子だった。
5月24日の日本ハム戦(みずほペイペイ)では、「OH SADAHARU LEGACY DAY」を開催予定。ホークスの選手は全員背番号「89」の特別ユニホームを着用して試合に臨む。入場者にも同じデザインのレプリカユニホームが配布され、球場が「89」で染まる一日。城島CBOは「僕はこれをしに戻ってきた」としたうえで「球場全体が89で埋め尽くされる日っていうのを僕は夢見てたので、その日が早く来ないかなと思って楽しみにしています」と心待ちにした。
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