殿堂入り栗山英樹氏、大谷翔平を世界NO1プレーヤーに 前例なき二刀流に信念「漫画の世界を超えてくれる」

スポーツ報知

2026.1.15(木) 18:30

2017年、勝利に貢献した大谷をハイタッチで出迎える日本ハム監督時代の栗山氏

 今年の野球殿堂入り通知式が15日、都内で行われ、エキスパート表彰で日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO=64)が新たに殿堂入りした。

 栗山氏の監督生活を語る上で、切っても切り離せないのが、今や世界ナンバーワンプレーヤーとなったドジャース・大谷翔平投手だ。監督就任1年目の2012年ドラフトで、高校から直接アメリカに挑戦することを希望していた花巻東の大谷を強行指名。何度も花巻に足を運び、「大谷翔平君 夢への道しるべ」と銘打った資料で二刀流としての育成計画を示して説得し、入団にこぎ着けた。大谷はのちに「栗山監督ではなかったらファイターズにもお世話になっていなかった」と振り返っている。

 前例のない二刀流を巡っては、投手か野手に専念すべきとの声も多く挙がったが、栗山氏は「大谷翔平は、漫画の世界を超えてくれると信じている」と信念を貫いた。16年に投手として10勝、打者として22本塁打を放って日本一の立役者になった大谷は、18年からメジャーへ。4度のMVPに輝き、名実とも世界一のプレーヤーとなった。日本代表監督として挑んだ23年WBCでは、さらに進化を遂げた大谷を中心に据えて優勝。米国との決勝でクローザーとして大谷を登板させた名シーンは、厚い信頼関係で結ばれる栗山氏だけになせる起用だった。

 ◆栗山 英樹(くりやま・ひでき)1961年4月26日、東京・小平市生まれ。64歳。創価高から東京学芸大を経て、83年ドラフト外でヤクルト入団。右投両打の外野手として89年にゴールデン・グラブ賞。めまいや吐き気を伴うメニエール病の影響もあり、90年に29歳で引退。野球評論家、白鴎大経営学部教授を経て、2012年から日本ハム監督。同年リーグ優勝、16年には2度目のリーグ優勝、日本一に導き、正力松太郎賞を受賞。大谷翔平(現ドジャース)を投打二刀流で育成した。21年オフに退任し、同年12月に侍ジャパン監督就任。23年WBCで大谷らを擁して日本を3大会ぶりの優勝。現在は日本ハムチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)。プロ通算494試合で打率2割7分9厘、7本塁打、67打点。監督通算1410試合で684勝672敗54分け。右投両打。

 ◆エキスパート表彰 得票率上位

(有効投票数150 当選必要数113=75%)

栗山 英樹 114票 76.0%

岡田 彰布  95票 63.3%

長池 徳士  95票 63.3%

ブーマー   61票 40.7%

安仁屋宗八  36票 24.0%

谷沢 健一  35票 23.3%

大沢 啓二  34票 22.7%

柴田 勲   32票 21.3%

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