
6年ぶりに日本ハムに復帰する有原航平投手(34)が13日、エスコン内で会見した。4年契約で年俸5億円プラス出来高(金額は推定)。新背番号は誰も付けたことがないという理由で「74」を選択した。これまで、敵として不気味に感じていた新庄監督との共闘でさらに成長し、10年ぶりリーグ制覇の原動力となる。
エスコン内の会見場で、有原は穏やかな笑みを見せた。復帰理由を問われ「(球団側から)優勝を目指していくために有原の力が必要だと言っていただきましたし、チームとして本当に優勝を取りにいく。その中で必要だとたくさん伝えていただいたので、それが本当にうれしくて、その一心です」と明かした。
不気味でやりにくさを感じていた新庄監督との共闘を、成長につなげる。すでに指揮官は、序盤のテンポの悪さなど課題も挙げているが「対戦相手として嫌な感じがありましたし、見てるところが違ったりする部分があると思うので、それも僕はめちゃくちゃ勉強になると思います。コミュニケーションを取って、成長していけるようにやりたい」と前向きに受け止めた。
背番号は「74」。多くの候補の中から自身で選択し、岩舘コーチから譲り受けた。「誰も付けたことのない、そういう番号で再スタートしたいという気持ちがあった。大きい番号で、数字を見た中でフィーリングじゃないですけど、これが一番いいなと思って」。6年の間に監督、選手はもちろん球場も変わり「別のチームに近いぐらいの感じ。戻ってきたというよりは、新しく来たと思っている」という新天地で、また新たな自分でスタートする。
すでに新庄監督は、3月31日ロッテとの本拠地開幕戦の先発に指名している。「僕も記事で見た」と苦笑しながらも、「しっかり準備だけは、いつでも行けるように。安心感というかどっしりしたピッチングをして、1年間やっていきたい。でもまだまだ成長していけると思うので、フレッシュな気持ちで」と語った有原。予測不能な指揮官の下でさらに成長し、悲願のリーグ制覇をたぐり寄せる。(山口 泰史)
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