
オリックス・九里亜蓮投手(34)が12日、13日のソフトバンク戦(京セラD)での必勝を誓った。チームとして3勝12敗2分け、5連敗中の同カードに、九里自身は広島時代の19年以来となる先発。「つながりがあるし、何かミスをすればそこにつけ込んでくるような打線。一人一人としっかり勝負するってところを大事に、チームに最終的に勝ちがつけば」と難敵撃破へ闘志を燃やした。
前回登板だった5日の日本ハム戦(同)では6回を無失点と試合をつくり、自身4年ぶり2度目の2ケタ勝利をクリア。チームの投手陣では最速で規定投球回に到達し、京セラDで5連勝も飾った。残り試合数を考えれば、キャリアハイの13勝超えも射程圏内。それでも「しっかりイニングを投げれば、勝てる可能性は上がる。イニング以外のところは後から結果としてついてくれば」と、チームの白星が最優先だ。
「シーズンを通して、しっかりと真っすぐを投げることをやっている。いつも通りやるだけ」と改めて強調。シーズン最終盤でタフネス右腕が真骨頂を発揮すれば、その先の戦いに向けても勢いがつく。(南部 俊太)
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