
逆転優勝を目指す日本ハムが10日、首位・ソフトバンクとの直接対決を見据え、ローテを再編した。11日のオリックス戦(エスコン)で北山亘基投手(26)が今季チーム初、自身でもプロ初の中5日で先発する。「残りの数試合で優勝が決まる最終局面。『中5日でいってくれ』というのはうれしい反面、チームの行く末を左右する。責任を持って投げたい」と力を込めた。
2本柱をソフトバンク戦にぶつける。首位を3ゲーム差で追う中で、残る直接対決は18日と30日の敵地2戦のみ。18日は防御率1・59でリーグ3位の北山、30日は両リーグトップ14勝のエース・伊藤を送るとみられ、逆転Vへ絶対に落とせない2試合で必勝を期す。
前半戦は先発8人体制を敷き、伊藤以外は中7日以上で登板させるゆとりローテで首位ターンを決めた。新庄監督は後半戦開幕前、「後半戦は6枚でいきたい。7、8枚目を中(リリーフ)に持ってくるかもしれない」と話していた。構想通りの厳選ローテで新庄ハムが勝負の最終盤を戦い抜く。(川上 晴輝)
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