
◆オープン戦 広島7―1日本ハム(22日・名護)
日本ハムのドラフト5位ルーキー・藤森海斗捕手(明徳義塾)が、08年中田翔以来となる、チームのオープン戦初戦での高卒ルーキー初安打をマークした。
3回にレイエスの代走で出場。6回に迎えた初打席は二ゴロに終わったが、8回先頭で迎えた第2打席で本領を発揮した。見逃し2球で簡単に追い込まれたが、ファウル、ボール、ファウル、ボールとカウントを整え、7球目のカットボールを三遊間へ。遊撃内野安打で初安打をマークした。
藤森は「結構粘れてたんで、だんだんタイミング合ってきたなと思ったんですけど、内野安打という結果になってよかった」と笑顔。中田翔以来の快挙には「中田さんの次でいいんですか」と苦笑したが、「いつも2ストライク追い込まれたらバッティング変えるという意識でやってるので、逆方向意識で打てたのがよかったと思います」と胸を張った。
これで紅白戦、2軍練習試合に続き3戦連続安打。実戦で7打数4安打とインパクトを残し、新庄剛志監督も「いいね、あの追い込まれてから。あそこに打ってたらたいしたもん」と高評価。「打ってるかな? それ聞いてみて、(三遊間に)打ちにいったのか。結果出した後は何とでも言えるからね(笑)」と話すと、伝え聞いた藤森も「狙ったことにしといてください(笑)」と応じた。
オープン戦に招集したのは監督の意向かを聞かれ「そうそうそう。フリーバッティングでのポイントの場所が、ほとんど変わらないというところが大好きだから。みんなバラバラなんですけど、ちょっと前気味でフライ上がろうとゴロになろうと、そこのポジションで打ってることが素晴らしい。見たいと思わせてくれた、思わせてくれてるフリーバッティング。結果も出してますしね」と賛辞を並べた。
23日の阪神戦(名護)にも招集することを明言したが、その後については「まだキャッチャー以外、やらすことができないんで、一緒に行動はしないですけど、もうインプットはされましたから。キャッチャーの方で成長させていく、キャッチャーがもしダメだったら、違うポジションもあると、幅を広げてあげたいなと思わせてくれる選手」と方向性を示した。
アピールを続けた場合についても「無理です。高校生は」とチーム方針に沿って、育成していく考え。藤森本人も「まだ全部、逆方向しか打ててない。それはたぶんスイングの弱さだったり、足腰の弱さだったりすると思うんで、体作りから入って、もっと力強いスイング、振れるように日々努力していきたいと思います」と前向きに話していた。