
オリックス・古田島成龍投手(26)が右肘の手術を受けることが10日、分かった。右肘の不調を抱えながら懸命に1軍復帰を目指してきたが、実戦登板は8月17日のウエスタン・中日戦(ナゴヤ球場)が最後。来季中の完全復活を期し、決断することになった。
古田島は日本通運から23年のドラフト6位で入団。昨季は救援の柱として活躍し、新人では史上2人目(パでは初)の「50試合以上登板&防御率0点台」を達成(50試合で防御率0・79)した。オフに先発転向を打診されたが、チーム事情によってリリーフ起用を継続。黙々と役割に徹した今季は20試合で2勝1敗6ホールド、防御率4・42の成績で、7月14日に出場選手登録を抹消されていた。
ピンチでの勝負強さと、ファンの間で「♯古田島優勝」と注目されるド派手なガッツポーズで名を上げた熱血系右腕。球団側も最大限にサポートし、近日中に手術を受ける見通しだ。
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