
◆パ・リーグ 西武2―4ロッテ(7日・ベルーナD)
確かな手応えを得た1軍デビュー戦となった。先発した西武の高卒ルーキー右腕・篠原響投手(18)=福井工大福井=は4回2/3を7安打4失点で初黒星。それでも「自分的には通用してるボールも全然あったかな」とドラフト5位の右腕はうなずいた。
「高揚感があった」と気持ちを高ぶらせ上がったマウンド。1軍での初球は151キロ直球。初回から直球はこの日最速となる152キロをマークするも、2死一、二塁とされてから藤岡に中前適時打を浴び先制を許す。3回2死一塁では佐藤に2ランを被弾し、「自分の中では一番痛い。(1軍では)甘いボールは逃してくれない。追い込んでからは、たたきつけないように低すぎずコントロールをつけれるようにしたい」と悔やんだ。
4回にも1点を失い、5回、2死一、三塁とされたところで交代。球団では99年の松坂大輔以来となる高卒新人の初登板初勝利とはならなかったが、「自分的には通用してるボールもあったと思う。ファームから持っていたインコースを突くっていう課題はできたのでそこは良かった」と次につながる一戦となった。
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