【西武】ドラ5・篠原響は4回2/3を7安打4失点 松坂大輔以来の高卒新人初登板初勝利ならず

スポーツ報知

2025.9.7(日) 19:45

5回途中4失点で降板した篠原響(左)(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 西武―ロッテ(7日・ベルーナD)

 西武のドラフト5位ルーキー・篠原響投手(18)=福井工大福井=は4回2/3を7安打4失点で降板。1軍初登板初勝利とはならなかった。

 初回の1球目、1軍デビュー初球は151キロをマーク。先頭の高部に左前安打、1死一塁から寺地に四球を与え2死一、二塁とされると、藤岡に中前適時打を浴びて先制を許し悔しげに顔をゆがめた。だがその後は、佐藤から137キロカットボールでこの日初めての三振となる空振り三振を奪い、切り抜けた。

 2回は2死からファームも合わせてプロ入り後初の死球を与える。続く高部にも中前安打でつながれ2死一、二塁とされたが、次打者は投ゴロに打ち取った。

 3回は見逃し三振、空振り三振と順調に2死を奪ったが、2死から藤岡に右前安打、続く佐藤に右翼スタンドへの2ランを浴び3―0とリードを広げられた。

 4回は先頭の山本大に中堅フェンス直撃の二塁打、続く小川に犠打を決められ1死二塁とされると、高部に中犠飛を打たれ4点目を失った。

 5回も2死から四球を与え、次打者に一塁強襲の内野安打で1死一、三塁とされる。ここで西口監督が交代を告げ、この回限りで降板となった。2番手として、浜屋将太投手が上がった。

 篠原は福井工大福井から24年ドラフト5位で西武に入団。球団では99年の松坂大輔以来26年ぶりの快挙となる高卒新人での初登板初勝利を目指していた。

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