8月27日、こまちスタジアムで行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第19回戦は、3対1で福岡ソフトバンクが勝利。
福岡ソフトバンクは2回表、1死満塁から野村勇選手の併殺崩れの間に3塁走者が生還し、1点を先制する。4回表には、先頭の牧原大成選手が内野安打で出塁し、今宮健太選手が通算400個目となる節目の犠打を決め1死2塁とすると、柳町達選手が適時打を放つ。相手の失策で柳町選手は3塁に進塁し、続く海野隆司選手がスクイズを決め、この回2点を追加した。
先発は大津亮介投手。3回裏、2死3塁のピンチを背負うも、中島大輔選手を空振り三振に抑えしのぐ。その後も変化球を中心に組み立て的を絞らせず。5回62球3安打1四球4奪三振無失点、勝利投手の権利を持って降板した。
6回裏は尾形崇斗投手が3奪三振の好投。7回裏に登板した藤井皓哉投手は1死1、3塁からゴンザレス選手に適時打を許し、なおも2死満塁で降板となる。後を受けた松本裕樹投手は中島大輔選手をフライに打ち取り、最少失点で切り抜けた。
松本裕樹投手は8回裏も無失点、9回裏は杉山一樹投手が試合を締めくくり、3対1でゲームセット。福岡ソフトバンクが連敗を4で止めた。大津投手が3勝目、周東佑京選手、牧原選手、柳町選手が2安打をマークしている。
敗れた東北楽天は、古謝投手が7回107球5安打2四球7奪三振3失点(自責点2)。打線は7回裏に満塁の好機を逸すなど援護できなかった。村林一輝選手が3安打、宗山塁選手が2安打を記録した。
123456789 計
ソ 010200000 3
楽 000000100 1
ソ ○大津亮介-尾形崇斗-藤井皓哉-松本裕樹-S杉山一樹
楽 ●古謝樹-鈴木翔天-加治屋蓮
文・中川晴一
福岡ソフトバンクが連敗を止める 大津亮介が5回無失点の好投
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2025.8.27(水) 21:39
