20代女性も楽しめるスポーツだと伝えたい!「パーソルカメラ」東北楽天ゴールデンイーグルス編公開中!

パ・リーグ インサイト 東海林諒平

2025.8.19(火) 10:00

【パーソルカメラ】大学女子野球元日本一主将!女性ファンを増やしたい! ©パーソル パ・リーグTV
【パーソルカメラ】大学女子野球元日本一主将!女性ファンを増やしたい! ©パーソル パ・リーグTV

 リーグ公式動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルでは、パ・リーグタイトルパートナーであるパーソルホールディングス株式会社が企画した『パ・リーグ裏側密着中「パーソルカメラ」』を公開中。「パ・リーグを支えるスタッフの仕事へのプロフェッショナリズムを30台以上の定点カメラがあらゆる角度から解き明かす!」というテーマで制作され、昨年公開された同シリーズの動画は、累計100万再生を超えている。

 2025年の第3弾は東北楽天ゴールデンイーグルスで、密着日は5月13日(火)。職場体験イベント、高校生を招待する学校観戦プログラムがあり、平日だがデーゲームでの開催だった。球場各所で開催されたイベントの裏側を、30台以上のカメラが捉えている。

女子野球の発展につなげたい。イベント企画に密着

 第1回は、チケット部・動員企画グループの村上更沙さんに密着。冒頭では平日デーゲーム開催について説明。「学校行事として来てもらえる。今後楽天イーグルスファンになってほしい層になるので、楽しんでもらって、チケットを自分で取って観に来る、そういうファンを増やしていきたい」と意図を語った。

 そんな村上さんは、大学時代まで野球に打ち込み、大学時代にはキャプテンとしてチームを引っ張り、全日本女子野球選手権で優勝を果たした経歴の持ち主。大学の女子野球部では、キャプテンが監督業務を担当し、練習メニューやオーダーを決めていたという。普段から部員に意見を聞くなど、コミュニケーションを怠らず、みんなで一つの方向に向くことを意識していた。

 その後、大学卒業後も野球に関わりたいとの思いで、2020年に楽天イーグルスへ入社。現在は「イベントを通して若い女性ファンを増やしたい、女子野球の発展につなげたい」という想いを持っている。村上さんが小学生の時は女子で野球をやっている人がいなかったそうで「野球をやっている女子が当たり前になったらいいな、20代女性でも楽しめるスポーツなんだと伝えていきたい」と力強く語った。

 密着日は、イベント全体の管理と、高校別対抗リレーの運営を担当。約6000人の高校生を招待した大型イベント、各学校と連絡を取ったり、イベントの運営をしたりと、球場を奔走する姿をカメラが捉えている。野球部出身ならではのファインプレーにも注目だ。

人に活力を与える。イベント運営に密着

 第2回は、同じくチケット部・動員企画グループの山田望未さんに密着した。山田さんは地元・宮城県の出身で、子どもの頃からのイーグルスファン。また、6歳から野球を始め、中学生までは男子に一人混じって野球に打ち込んだ大の野球好きだ。

 野球漬けの毎日を送っていた山田さんだったが、東北に女子野球ができる高校がなく、高校生になって何もやることがなくなったそう。そんなときに両親に連れられてきたのがプロ野球の試合だった。「スタジアムが一体となって応援している姿が、すごい刺さりました」と、この観戦の記憶が就職先に楽天イーグルスを選ぶ原点に。「もう野球は自分とは無縁になると思っていたので、『まだ野球に関わるチャンスがある』と思ってうれしくなりました」と当時を振り返った。

 そんな山田さんの「はたらく」は、「人に活力を与える」こと。「高校生の時に何もなくなった自分が両親に球場へ連れてこられて『楽しかった』『明日からもがんばろう』と思えたように、そういう人を一人でも増やせたらなと思って働いています」と自身の体験を踏まえて語った。

 密着日は、小・中学生に球場のお仕事を体験してもらう「弟子入り・職場体験」イベントを担当。去年の同時期は研修中だったため、始めは不安そうな様子だったが、参加者たちに積極的に声をかけるなど、良い雰囲気でイベントを成功させた。

12球団しかない職場での仕事はかけがえのないもの。スポンサー営業に密着!

 第3回は営業第2グループの浦川慶瑛さんに密着。球団運営を支える貴重な収入源「スポンサー営業」。その獲得に尽力しているのが浦川さんだ。チームの成績が直結するスポンサー営業について、「毎日の一勝一敗に一喜一憂できるのは非常に面白い仕事だと思っています」と語る。

 そんな浦川さんが楽天イーグルスの営業職に就いたのは3年前で、以前は楽天市場や楽天モバイルで営業を担当。楽天イーグルスへの出向の募集があった際、自ら名乗りを上げ未知なる世界での挑戦を決め、職場を杜の都に移した。

「こんなチャンス二度とないと思ったので。日本には12球団しかないですし、そこで仕事できるのはかけがえのないもの。東北にゆかりもなくて不安でしたけど、手をすぐに挙げました」と当時を振り返る浦川さん。就職活動の際から変わっていない「自分自身が成長できる環境かワクワクする職場かどうかが大事」という思いで挑戦を決めた。

 密着日は営業の仕事に加え、イベント運営のサポートにもあたっていた。「弟子入り・職場体験」イベントで営業部は、名刺交換や販売商品などを教える講座を開講。自身初の先生役を務め、子どもたちに営業の仕事について解説した。また、同日に開催された「高校別対抗リレー」のスターター役を買って出るなど、球場イベントを歩き回る営業職の姿を捉えている。

パ・リーグ裏側密着中「パーソルカメラ」とは?

 パ・リーグタイトルパートナーであるパーソルホールディングス株式会社が企画している球団を支える各スタッフに約30台のカメラで密着する裏側ドキュメンタリー。なかなか公には見ることができなかったパ・リーグを創りあげるスタッフの姿を探る。

 野球という仕事に打ちこみ、自分のレベルを高めていく選手のサポートを職業にする人、会場をととのえる仕事や、ファンを盛り上げるための仕事をする人。パ・リーグという熱戦をつくりだしているすばらしさを見つめ、パ・リーグではたらくすべての人へのエールを込めて、職種によっても違うはたらき方やこだわりに触れていく。

©PERSOL
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▼制作スタッフ
企画:パーソルホールディングス

・本編
プロデューサー:大住 佑介 (Vision1)
演出・撮影・編集:蓼原 大介/越智 英輔
音楽/音効:中山 宙
撮影・編集:折笠 慶輔 (OriVE)
制作:株式会社Vision1

・縦型ショート動画
編集:杉山 雄大 (ASK)
制作:株式会社ASK

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配信先URL :https://www.youtube.com/@PacificLeagueTVofficial
過去のパーソルカメラの動画はこちらからパ・リーグ裏側密着中「パーソルカメラ」

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