
◆マイナビオールスターゲーム2025 全セ7ー10全パ(24日・横浜)
全パの先発を務めた西武・今井が故障のため出場を辞退したDeNA・入江にささげる投球で盛り上げに一役買った。力感のない投球フォームから繰り出される150キロ台の直球を駆使し、1回2/3を投げ3安打1失点。テレビ中継の企画ではマイクとイヤホンを装着して登板し、初回の阪神・佐藤輝の打席では解説を務めた松坂大輔さんの「真っすぐで」の求めに応じ、宣言通りの156キロの直球でファウルを奪った。
心を熱くする演出も披露した。監督選抜で出場予定だった作新学院の同級生・入江が右上腕の神経障害のため辞退。盟友のため、晴れ舞台での登場曲を入江が使うWANDSの「世界中の誰よりきっと」に変更した。「本来だったら(入江が)出場できたんですけど、代わりに何か、横浜スタジアムというセ・リーグファンの方にも楽しんでもらえればと思って。直前でお願いした」と説明。入江にも伝えていない完全なサプライズだったと明かし「見てればって感じですね」と笑った。
降板後は一塁コーチャーにも入るなど全パの一員として勝利に貢献。パ最多奪三振右腕は夢の舞台でさすがの存在感を放った。(太田 和樹)
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