
オリックス・山崎颯一郎投手(27)が、15日の楽天戦(京セラD)から1軍合流することが14日、分かった。不調のため5月23日に出場選手登録を抹消された後、ウエスタンでは12試合で2失点。同じリリーフ右腕の古田島と入れ替わりで、再登録される見通しだ。
53試合に登板した23年から昨年は7試合でセーブ、ホールドともにゼロ。復活を誓った今季も11試合で防御率6・35だった。再調整期間はフォームを見直し、特に股関節に上体の重心を乗せることを徹底。1日だけ1軍練習に参加した6月24日には、岸田監督との面談でも方向性を確認していた。
ファームでは常時150キロ超の直球を取り戻し、制球面も安定傾向。3位から浮上を目指すチームは、15日の楽天戦から球宴まで7連戦を予定している。救援陣の防御率はリーグ5位の3・80。不動の人気選手でもある160キロ右腕が、満を持して戻ってくる。
〇…宮城が「好投締め」を最低限の目標に掲げた。球宴前の最終登板として、中7日で17日の楽天戦(ほっと神戸)に先発予定。5月21日に3勝目を挙げて以降、6試合連続で白星に見放されている。大阪・舞洲で投手練習に参加したエースは「あまり、勝ちたい、勝ちたい、とならないように」と強調。QS(先発で6回以上を自責点3以内)はチーム最多の12回を記録しており「先発としての仕事をした上で、結果として勝ちがつけばいい」と冷静に構えた。
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