◇巨人対北海道日本ハム 「日本生命セ・パ交流戦 2025」第3回戦（19日・東京ドーム）

　北海道日本ハムの北山亘基投手が、9回1安打1失点の好投を披露した。

　北山投手は初回を11球で3者凡退に打ち取ると、その後も持ち味の直球を軸に相手打線を圧倒し、6回まで65球で完全投球を披露。7回裏2死の場面で泉口友汰選手に対しフルカウントから四球を与えたが、後続を3球で右飛とし、無安打を継続する。8回裏は代打・坂本勇人選手をフルカウントから左飛に打ち取るなど、3者凡退で終えた。

　そして迎えた9回裏、先頭を打ち取るも、大城卓三選手に3号ソロを被弾。惜しくもノーヒットノーランは逃したが、9回122球1安打1四球5奪三振1失点で5勝目を挙げた。

　今季3度目の完投で70.1投球回に達し、規定に乗った北山投手。防御率1.15は両リーグトップ、4試合連続HQSで自身3連勝をマークするなど、好調が続いている。

文・西嶋葵

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