6月16日、パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルの「月曜日もパテレ行き」に真中満さんが出演し、監督経験者ならではの視点で新庄采配を解説した。

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　試合開催が少ない月曜日も、プロ野球、パ・リーグファンが楽しめる時間を作りたいとの想いでスタートした「月曜日もパテレ行き」。日本生命セ・パ交流戦スペシャル第4回の今週は、五十嵐亮太とT-岡田さんに加えて真中満さんをゲストに招き、1週間のパ・リーグの試合を振り返った。

　なかでも、特にトークが盛り上がったのが、6月12日に行われた北海道日本ハム対東京ヤクルト「日本生命セ・パ交流戦 2025」第3回戦の1コマについて。1対1で迎えた3回裏、新庄監督の采配がズバリ的中し、ダブルスチールで勝ち越しに成功したシーンを、監督経験を持つ真中さんが解説した。

　2死1、3塁の好機で、1塁走者・五十幡亮汰選手が二盗を試み、一二塁間に挟まれた隙に3塁走者・進藤勇也選手が本塁に生還したこの場面。まず、「もちろん2人の走塁はうまいよね」と評価した真中さん。「ランナーが五十幡だから、“普通に走ってきそう”と思う」とコメントした五十嵐さんに対して、「そうなの！　そこが引っ掛かりやすい。例えば足の速い人がサード（ランナー）にいたら、（相手チーム側はダブルスチールを）想定できるけど、進藤の足はそこまで速くない。だからこそ、新庄監督は考えて、『これなら、五十幡がスタートしたら（捕手は二塁に）投げるだろう』という状況で走らせている」と解説した。

　続けて、「ここは監督同士の読み合い。『五十幡がこんなところで走ったら、ダブルスチールが怪しくない？　ピッチャーカットでいいんじゃないか』という選択をすれば、完全に3塁ランナーはアウトになっている。もう完全に監督同士の駆け引き」と監督経験者だからこその視点から語り、「ここで、ダブルスチールを出したっていうのは勇気があるよね。いい作戦だった」と、新庄監督の采配を称賛した。

LIVE配信番組「月曜日もパテレ行き」
・配信日：毎週月曜日21時～（シーズン中の10月まで配信予定）
・配信先：パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネル
・出演者：週替わりでプロ野球のOBコンビが出演
（銀次さん＆金子侑司さん／GG佐藤さん＆ゲスト／五十嵐亮太さん＆T-岡田さん／谷繁元信さん＆里崎智也さん）

次回30日（月）は、谷繁元信さんと里崎智也さんが登場予定。お見逃しなく！