6月12日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと広島の「日本生命セ・パ交流戦 2025」第3回戦は、5対4で千葉ロッテが勝利した。

　千葉ロッテ打線は初回、池田来翔選手の3号ソロで幸先良く先制点を奪う。同点で迎えた4回裏には、先頭の山本大斗選手が二塁打で出塁。続くソト選手が7号2ランを放ち、勝ち越しに成功する。さらに安田尚憲選手の二塁打と犠打で1死3塁とし、友杉篤輝選手の犠飛で4対1とした。

　先発の種市篤暉投手は、初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がり。しかし、2回表に2四球と暴投で1死1、3塁のピンチを背負い、内野ゴロの間に1点を失う。6回表には2死満塁から、暴投と大盛穂選手の2点適時打で同点に追い付かれ、この回を投げ切り降板。6回108球6安打5四球4奪三振4失点の投球内容だった。

　7回表は高野脩汰投手が3者凡退でリズムをつくると、打線は7回裏、先頭の藤原恭大選手が三塁打で出塁。続く寺地隆成選手が投手強襲の内野安打を放ち、藤原選手の好走塁も光って勝ち越しに成功した。

　8回も高野投手が引き続きマウンドへ上がり、3者凡退に。9回は中森俊介投手がわずか9球で締めた。勝利した千葉ロッテは、高野脩汰投手が2回パーフェクトに抑える好投で2勝目、中森投手がプロ初セーブをマークしている。打ってはソト選手が2安打1本塁打2打点、藤原選手、山本選手、高部選手が2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
広 ０１０００３０００ ４
ロ １００３００１０Ｘ ５

広 アドゥワ誠-高橋昂也-島内颯太郎-●森浦大輔-中崎翔太
ロ 種市篤暉-○高野脩汰-S中森俊介

文・谷島弘紀

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