◇オリックス対北海道日本ハム 第7回戦（5日・京セラドーム大阪）

　北海道日本ハムの北山亘基投手が、8回121球7安打1四球7奪三振1失点と完投した。

　中9日での先発登板となった北山投手。初回、1死から安打を浴びるも、2死2塁の場面で杉本裕太郎選手を3球で空振り三振に。続く2回裏にも安打と四球で1死1、2塁のピンチを背負ったが、後続を2者連続三振とし、得点を与えない。

　ところが、両軍無得点で迎えた4回裏、先頭打者に二塁打を浴び、2死まで追い込むも、中川圭太選手に適時二塁打を浴び、先制を許す。後続にも安打を浴びたが、ここは最少失点で切り抜けた。

　以降は7回まで3イニング連続で3者凡退。8回裏は安打を浴びるも、後続を併殺に打ち取り、結果的に3人で抑えた。打線の援護がなく敗戦投手となったものの、今季最多121球を投げ、8回1失点にまとめた。

　2戦連続の敗戦だが、両試合でHQSを記録。次回登板では4月10日・東北楽天戦以来の勝ち星をつかめるか。

文・西嶋葵

・試合詳細／動画