◇埼玉西武対福岡ソフトバンク 第7回戦（5日・ベルーナドーム）

　埼玉西武の渡邉勇太朗投手が、7回108球5安打5四球5奪三振2失点の力投を披露した。

　中7日での先発登板となった渡邉投手。初回、先頭打者の二塁打と四球で1死1、2塁のピンチを背負うも、続く山川穂高選手、中村晃選手を打ち取る。2回表は2者連続三振を含む3者凡退とすると、以降は3イニング連続で走者を背負うも無失点に。

　しかし6回表、四球を与えて1死1塁から、山川選手に初球をレフトスタンドへ運ばれ、先制2ランを被弾。7回表も続投、四球と味方の失策で無死1、3塁のピンチを招いたが、後続を2者連続三振と左飛に打ち取り、7回2失点でマウンドを降りた。

　前回登板（4月27日・オリックス戦）も7回2失点と、2試合連続でHQSを記録した渡邉投手。直近3登板は白星が付いていないが、次回登板で手にできるか。

◇渡邉投手 コメント
「最近は出力も上がってきて、強い球を投げられていましたし、今日も状態は良かったです。ただ、なかなか得点できないなかで、踏ん張りきることができませんでした」

（山川選手への1球について）
「悪い球ではありませんでしたが、少し内に入ってしまったところを打たれてしまいました。初球でしたし、ボールでも良かったのかなと思います」

文・西嶋葵

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