東北楽天の本拠地、「楽天モバイルパーク宮城」は、観覧車やメリーゴーラウンドがあるテーマパークのようなスタジアムだ。最寄りの宮城野原駅からは徒歩5分、JR仙台駅からもシャトルバスで5分と交通利便性が高く、立ち寄りやすいスタジアムと言えるだろう。
そんな楽天モバイルパーク宮城が盛り上がる東北楽天の試合の合間に行われるイニング間イベントをご紹介する。
「ラッキーセブン」を楽しむ方法
東北楽天の公式球団歌は「羽ばたけ楽天イーグルス」。ラッキーセブンにスタジアムで耳をすまして聞いてもらいたいのはその歌詞だ。東北楽天は、東北6県を代表する球団のため、「杜の都(宮城県)」「竜飛崎(青森県)」「磐梯山(福島県)」など、各県の地名などが球団歌にちりばめられている。
応援に盛り上がるスタジアムで、歌詞を聞き分けるのは難しいかもしれないが、東北に関連する歌詞にいくつ気づくことができるか数えながら聞いてみるのもよいかもしれない。
球団歌が終わる頃には、観客が手に準備していたジェット風船がいっせいに空を舞う。屋外スタジアムである楽天モバイルパーク宮城の空をたくさんのジェット風船が彩る光景は、東北楽天のラッキーセブンのひとつの見所といっても良いだろう。
コロナ禍で使用禁止となっていたジェット風船は、2024年シーズンより再開。スタジアムで使用可能なジェット風船は、球団から販売されているもののみに限られ、スタジアムのグッズショップで専用ポンプとあわせて購入できる。

試合以外にも目が離せない! イニング間イベント
東北楽天のホーム試合では、試合やラッキーセブン以外にも楽しめるイベントが目白押し。
試合序盤の2回表終了後には、Xから手軽に楽曲リクエストができる「STADIUM JUKEBOX」が開催。「#STADIUMJUKEBOX」または「#スタジアムジュークボックス」のハッシュタグをつけて、スタジアムで聴きたい曲名をXに投稿しよう。DJがあなたのリクエストを見つけたら、その曲がスタジアムに流れるかもしれない。あなたの選んだ一曲で、スタジアムがまるでディスコのような熱気に包まれるかも!

3回裏終了後には「クラッチ・ザ・ボール」が行われる。東北楽天の公式マスコットキャラクターのクラッチが、3塁側のベンチ前から、外野フィールドに向けて、専用マシンで大きなフライを打ち上げる。その大きなフライを、主に飲食売店のスタッフが日替わりでクラッチする(つかみ取る)ことができるかどうかを挑戦するイベントだ。チャレンジャーがボールを落とさずに見事クラッチできた場合は、来場者全員に何かいいことがあるのだとか……? ぜひチャレンジャーを応援して、盛り上がろう!
4回裏の終わりには、「BOAT RACEイニング2025」という選手がボートレーサーになり、ビジョン内で展開するレースの結果を予想するイベントがある。結果予想は、東北楽天の球団公式スマホアプリから参加可能で、見事予想が的中した人全員にオリジナル缶バッジがプレゼントされるので、初めてスタジアムを訪れる方もぜひ参加いただきたいイベントだ。
5回裏終了後は、後半の試合に向けてスタジアム全体を盛り上げる「まわせ!ぐるぐるタイム」。曲にあわせてタオルをぐるぐる回す、誰もが参加できるイベントだ。曲の最後にビジョンに映った人には、選手直筆のサイン入りボールがプレゼントされる。全力でタオルを回して盛り上がり、ビジョンに映るようアピールしよう。
野球の試合だけでなく、盛りだくさんのイベント間イニングにも目が離せない東北楽天のホーム試合。より野球が楽しくなるイベントに参加して、スタジアムを盛り上げていただきたい。
※日によって開催内容が異なることがあります。
※シーズン途中で内容が変更となる可能性もあります。