4月19日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対オリックス8回戦は、7対4で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは2回裏、井上朋也選手と笹川吉康の連打、ダウンズ選手の四球で無死満塁から、大泉周也選手の押し出し四球で先制に成功。なおも無死満塁で、内野ゴロの間に1点を追加すると、イヒネイツア選手、川村友斗選手に適時打が生まれ、スコアを5対0とした。さらに3回裏無死1、2塁から、大泉選手の適時二塁打、谷川原健太選手の犠飛で2点を奪い、リードは7点に。
序盤から大量援護を受けた先発・板東湧梧投手は、初回に死球と盗塁で得点圏に走者を背負ったものの、無失点で切り抜ける。以降3イニングはそれぞれ3人で退ける上々の立ち上がり。6回表、先頭・遠藤成選手に二塁打を許し、進塁打などで2死3塁とされたが、後続を二ゴロに打ち取ると、7回表は3者凡退に抑え、7回94球2安打3四死球3奪三振無失点でマウンドを降りた。
8回表に岡田皓一朗投手が4安打1四球で4点を失ったが、2死1、3塁で後を受けた宮里優吾投手が後続を断つと、最終9回表も宮里投手が無失点に抑えて試合終了。7対4で勝利した福岡ソフトバンクは、板東湧梧投手が7回無失点で今季ファーム初勝利。打線は8安打7得点と効率よく得点を挙げた。イヒネイツア選手が2安打2打点を記録している。
一方敗れたオリックスは、先発・寺西成騎投手が5回86球6安打3四球7失点(自責点6)と粘りきれず。打線は8回に4点を奪ったが、あと一歩及ばなかった。なお、渡部遼人選手が2安打1打点1盗塁をマークしている。
123456789 計
オ 000000040 4
ソ 05200000X 7
オ ●寺西成騎-東晃平-大江海透
ソ ○板東湧梧-岡田皓一朗-S宮里優吾
【ファーム】板東湧梧が7回2安打0封 打線7得点で若鷹勝利
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2025.4.19(土) 15:51
