4月11日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの第4回戦は、4対1でオリックスが勝利した。
オリックスの先発・田嶋大樹投手は初回、1死1、3塁のピンチを背負うも、後続を内野ゴロに抑え、無失点で切り抜ける。以降も走者を背負う場面では要所を締め、粘りの投球を披露。5回87球7安打無死四球3奪三振無失点でマウンドを降りた。
打線は4回まで3安打無得点と、相手先発・早川隆久投手に苦戦。それでも5回表、中川圭太選手の安打と盗塁で1死2塁の好機をつくると、悪送球の間に本塁を陥れ、1点を先制。6回裏には杉本裕太郎選手の2号ソロと、中川選手の2点適時三塁打でリードをさらに広げる。
6回裏、阿部翔太投手が犠飛で1点を失うも、代わった山田修義投手が三振に仕留め追加点は与えない。山田投手は続く7回裏を3者凡退とすると、8回裏は博志投手が無失点でつなぐ。最終9回裏は、マチャド投手が締め、4対1で試合終了。
勝利したオリックスは、中川選手が2安打2打点、宗選手、太田椋選手が2安打など計10安打4得点で連敗をストップ。一方敗れた東北楽天は、早川投手が5.2回108球8安打3四球4奪三振4失点(自責点3)と試合をつくれず。打線は相手を上回る11安打も1得点に終わった。なお、伊藤裕季也選手、辰己涼介選手が3安打をマークしている。
123456789 計
オ 000013000 4
楽 000001000 1
オ ○田嶋大樹-阿部翔太‐山田修義‐博志‐Sマチャド
楽 ●早川隆久-加治屋蓮‐江原雅裕‐西口直人
文・西嶋葵
田嶋大樹が5回7安打0封で今季初勝利 オリックスが連敗ストップ
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2025.4.11(金) 21:43
