【オリックス】山中稜真が初回先頭打者弾!社会人・三菱重工East時代の同僚で元オリックス・武田健吾が祝福「かわいい後輩」

スポーツ報知

2025.4.18(金) 05:00

祝福メッセージを寄せた三菱重工East・武田(中日時代)

◆パ・リーグ オリックス2―3西武(17日・京セラドーム大阪)

 オリックス・山中稜真捕手が、西武戦で球団新人初の初回先頭打者本塁打を放った。初アーチが初回先頭打者弾は球団6人目。山中が今も「尊敬する人」に名前を挙げる、社会人・三菱重工East時代の同僚、武田健吾外野手が、スポーツ報知に祝福メッセージを寄せた。オリックスの先輩でもある元NPB戦士が、「かわいい後輩」の素顔を明かした。

※ ※ ※ ※

 山中、プロ初ホームランおめでとう! Eastの時に何度も見た、打った瞬間にそれと分かるホームランを、プロの舞台でも打ってくれましたね。社会人時代からの取り組みをちゃんと継続しているんだな、とうれしくなりました。

 山中がチームに入った時、「本当にいい選手が来てくれたな」と思いました。飛距離がすごくて、逆方向にも大きな当たりが打てる。スイングスピードが速くて、なによりリストが強い。「プロに行ってほしいな」。素直にそう感じさせる選手でした。

 とにかく真面目な子。すごく練習するし、打てなくて落ち込んでいる姿も見ました。でも、ああ見えても試合前の円陣や食事の場で一発ギャグを求められると、実は面白いネタを持っている。そんな一面もあるからこそ「かわいい後輩だな」と見ていたし、仲間からも愛されていましたね。オリックスでもチームがピンチになったら、それを出して明るくしてください(笑)

 宮崎キャンプ中、彼には何度か電話をしました。「プロ、大丈夫かな?」って感じで。すると「打撃は問題なさそうですし、体も痛いところはないです」といつもと変わらない、元気な声が聞けて安心しました。

 Eastは、とてもウエイトトレーニングをするチーム。僕自身もそれで打撃が良くなったので、今になって「プロの時からもう少しやっておけば良かった」と思うことがあります。だからこそ、山中には継続して取り組んでほしいです。彼のことだから、言われなくてもすると思いますが(笑)。とにかく、自分の意思を貫いて、もっともっとホームランを打ってほしいです。僕も、山中に負けないように頑張ります。(三菱重工East外野手・武田 健吾)

 ◆武田 健吾(たけだ・けんご)1994年4月18日、福岡県生まれ。31歳。福岡・自由ケ丘から2012年ドラフト4位でオリックス入団。19年6月、松井雅人、松井祐介との交換トレードで、松葉貴大とともに中日へ移籍。21年限りで退団。プロ通算404試合で打率2割2分3厘、4本塁打、32打点、109安打。22年から三菱重工Eastでプレー。183センチ、88キロ。右投右打。

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