
中日、DeNA、オリックスで活躍したトニ・ブランコ氏が8日(日本時間9日)、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで発生した天井崩落事故に巻き込まれ、44歳で亡くなった。ブランコ氏は、2009年に中日に入団。13年からDeNA、15年からオリックスに在籍し、日本では8年間プレー。通算750試合で、打率2割7分2厘、181本塁打、542打点をマーク。2009年には本塁打王と打点王、2013年には首位打者と打点王のタイトルを獲得した。訃報(ふほう)を受けて、オリックスに所属した16年に監督を務めた福良淳一GMが、球団を通じて追悼のコメントを寄せた。
「突然の訃報に、驚きと悲しみでいっぱいです。セ・リーグ時代、打撃3部門で4度のタイトル獲得は、日本球界の歴史に残る偉大な選手だったと思います。2015年、前年2位だったチームを優勝へと導く戦力として大きな期待を背負っての入団でしたが、ケガでその実力を発揮できなかったことが、今でも残念です。若すぎるご逝去に心からお悔やみ申し上げます」
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