
◆パ・リーグ 日本ハム7―5西武(30日・ベルーナドーム)
日本ハムの新庄剛志監督が、2発を含む3安打6打点と4番の仕事を果たした野村に謝罪した。
野村は初回2死二塁から先制の左中間適時二塁打。3回1死一、二塁では、左翼へ3ランをたたき込んだ。この一発に、キャンプから「二塁打王になれ」と言い続けてきた新庄監督は、人さし指で小さくバツをつくっていた。
しかし5回、2死二塁から2打席連発となる左越え2号2ラン。これにはさすがの指揮官も、ベンチで大きく丸をつくり野村を出迎えた。
試合後、新庄監督は「バツして、どうもすいませんでした(笑)。というぐらいきれいかったね。ホームランは狙ってないと思いますよ。あのイメージで、たぶんね2・8ミリ、ボールの下をちょっと打てたと。真っすぐホームラン打って、その後カットボール? 一緒のようなスイングで打つんですからね。たいしたもんです」と脱帽した。
昨年のファンフェスで開幕4番に指名した野村の活躍もあり、1980年以来45年ぶりの開幕3連勝。引き分けを挟まない開幕3戦での3連勝は1962年以来、実に63年ぶりのことだったが、指揮官は「いいってそんなの、全然興味ない。過去のことは僕、興味ないんで。その辺は調べて書いて下さい」と話していた。
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