
オリックス・九里亜蓮投手が、29日の開幕2戦目・楽天戦(京セラドーム大阪)に先発することが決まった。広島からFA移籍1年目の右腕は、開幕前の実戦5試合で21回2/3を投げ、自責点5と安定。新天地での公式戦初登板に向け「試合前から変に(気持ちが)入り込み過ぎても集中力が切れると思う。いつも通りリラックスして試合に入っていければ」と自然体をテーマに設定した。
楽天との対戦は、広島時代の23年6月14日以来。「左バッターが多いようなイメージがあるし、足が速いバッターも多いとは思うけど、一人ひとりとしっかり勝負していきながら。最初から相手に合わせて投げていくというよりかは、まずは自分のピッチングを」と快投を思い描いた。
この日は、ダッシュやキャッチボールで調整。開幕投手を務める宮城とは「同じ靴を持っている」とし、「『今日勝てば、その靴を履いて明日は球場に来るわ』っていう話(をした)」と、独特なエールを送った。
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