
パ・リーグ6球団とパシフィックリーグマーケティング株式会社および公益財団法人日本相撲協会は26日、日本相撲協会とパ・リーグ6球団のスペシャルコラボを実施すると発表した。
パ・リーグは1950年3月11日に最初の選手権試合が始まり、今年で75周年。1925年12月28日に財団法人として設立された日本相撲協会は、今年12月に100周年を迎える。国民的スポーツ・プロ野球と国技の大相撲を両輪として、スポーツ界をさらに盛り上げたいと、それぞれの節目となる今年のタイミングでスペシャルコラボレーションを実施。パ・リーグの各球場でコラボ試合を開催し、それぞれの球場に力士が来場して試合を盛り上げることが決まった。
この日は、オリックス・古田島成龍投手と前頭5枚目の宇良(木瀬部屋)が京セラドーム大阪の記者会見に出席。同球場でのコラボ試合となる6月3日・広島戦に来場予定の宇良は「(幼少期は)友達に野球に誘われて遊びにいった時に、みんなひとつグラブを持っていたけど、僕だけ素手で混じっていた。昔から球技が苦手でボールが投げられないが、本番(の始球式)ではしっかりノーバウンドで投げられるように」と笑いを誘った。
これに対し、トーク力が売りの古田島は「やっぱり(力士は)百獣の王じゃないですけど、ライオンくらい、人間界で一番強いのかなと思っていて。小さい時から相撲をしている人にはけんかを売るなよ、と(言われて)育ってきたので、ちょっと敵対心を持ちながら(笑)」とジョークで応戦。続けて「体幹の部分がすごく強いと思うので、そこから(球を)あみ出して」と、始球式へのアドバイスも送っていた。
最後は、宇良から「古田島選手は年俸が3500万円。来年、再来年と500万、1億と上がることを期待している」とエールを送られた古田島。「僕の名前が(宇良に)届くように。切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と決意を込めた。
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