【オリックス】きょうライブBP登板のドラ2右腕が同学年・山下舜平大の剛球に「レベルが違う」 “舜平大級”の直球磨く

スポーツ報知

2025.2.22(土) 05:00

休日返上でキャッチボールするオリックス・寺西成騎(カメラ・南部 俊太)

 オリックスのドラフト2位右腕・寺西成騎投手(22)=日体大=が21日、“舜平大クラス”の直球習得を目標に掲げた。同学年の最速161キロ右腕・山下が、20日の練習試合・セガサミー戦(SOKKEN)で155キロを計測し、2回を無安打5奪三振の快投。目の当たりにし「すごいの一言というか、レベルが違う」と刺激を受け、現在の実力差を認めた。

 高校では甲子園出場のなかった山下に対し、自身は星稜2年時の19年夏、1学年上のヤクルト・奥川らと全国準優勝を経験。だが、高卒でプロ入りした山下は、23年に9勝を挙げて新人王に輝くなど、先にプロで名をとどろかせた。寺西は自身について「カウント良く、ストライク先行で進めていく感じ」と分析。その一方で「直球で空振りを取れると、変化球でも打ち取れる。そういう形を僕も目指していきたい」と山下の投球を参考にして、理想を描いた。

 宮崎キャンプ休日のこの日は、プロ入り後初となる22日のライブBP(実戦形式の打撃練習)登板に向け、同6位・片山(NTT東日本)とキャッチボールで調整。「かなり久々に打者と対戦するので、しっかりとゾーン内の直球で押せるように頑張りたい」。同い年の好投手に追いつけ、追い越せ。寺西の挑戦は始まっている。(南部 俊太)

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