
◆練習試合 日本ハム11―4楽天(16日・名護)
楽天は16日に日本ハムと練習試合を行い、4―11で3連敗した。
3回に敵失で1点を先制したが、6回に4番手・藤平尚真(26)が1死満塁から4番・野村に左越えの2点適時二塁打を浴びて逆転を許した。
7回は先頭でドラフト5位ルーキー・吉納翼(22=早大)が中前打で出塁。ヤクルトから人的補償で加入した代走・小森航大郎(21)が二盗を決めるなど好機を広げると、1死一、三塁からドラフト1位ルーキー・宗山塁(21=明大)が代打で出場。中犠飛で対外試合初打点を挙げて、2―2と同点に追いついた。
2―4の8回は代打・安田悠馬(24)の2点適時打で再び追いつくも、8回裏から登板した育成の王彦程(24)が2/3を5安打2四球で一挙7失点と一気に突き放され、最後まで勢いを止められなかった。
苦い3連敗となったが、先発した育成の西口直人(28)が2回無失点、浅村栄斗一塁手(34)の初実戦での安打、宗山の初打点など光もあった。過去2試合は試合組に入らず、沖縄・金武町のキャンプ地で居残り練習をしていた浅村について、三木肇監督(47)は「本人がどう感じているかということが大事。いろいろな経験があるので、今後もしっかりやってもらいたいと思う。大きなトラブルなく試合に出られたのは良かった」と評価。18日は広島と練習試合を行う。
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