「勝ちに対して貪欲に、僕らしく熱いプレーを」桑原将志新入団会見一問一答

パ・リーグ インサイト

2025.12.24(水) 17:15

新入団会見の様子 ©パーソル パ・リーグTV
新入団会見の様子 ©パーソル パ・リーグTV

 埼玉西武に加入した桑原将志選手(前横浜DeNA)が22日、入団会見を行った。背番号は「7」を背負う。

 桑原選手はプロ14年目の今季、106試合に出場し打率.284、6本塁打、27打点、10盗塁をマーク。オフに海外FA権を行使し、11月28日に埼玉西武との入団合意が発表されていた。以下、代表質問の一問一答。


ーー埼玉西武への入団が決まった率直な思い

すごくわくわくしていますし、早くライオンズのユニフォームに袖を通してプレーしたいなという気持ちです。

ーー移籍先として埼玉西武を選んだ理由

すごく悩んだんですが、広池さん(球団本部長)から熱いお言葉をいただいて、『ぜひライオンズでトライしたい、ライオンズのために頑張りたい』と思い、決断しました。

ーー広池球団本部長の言葉のなかで特に印象に残っているもの

もちろんプレースタイルもそうですが、僕にしかない気持ちの部分も評価してくださったことが、すごく響きました。気持ちを押していただいたのも広池さんですし、ぜひライオンズで精一杯頑張りたいと思いました。

ーーこれまでの埼玉西武の印象

伝統ある球団だと思います。優勝経験されている現役選手もいらっしゃいますし、ファンの方も熱い、そんな印象です。

ーー移籍先の決断において、具体的にどんなところで迷い、何が背中を押したか

横浜DeNA一筋で頑張るという選択肢もあったんですが、環境を変えた方がキャリアに深みが増すと思いますし、もっともっと野球人として、人間としても深みを増していきたいなと。その後押しを、ライオンズのいろいろな方がしてくださったので、そこにチャレンジしたいと思いました。

ーーベルーナドームの印象

暑いことで有名かなと思うんですが、そこは体験しないと分からないですね。僕の熱さがあれば、(ベルーナドームの)暑さも吹き飛ぶんじゃないかなと思いますけどね。

ーー移籍が決まってから交流があった埼玉西武の選手

先日のミズノのアンバサダー会議の時に、(炭谷)銀仁朗さんと隅田(知一郎)と会話しました。源田(壮亮)さんと外崎(修汰)さんは、一緒に代表でプレーしたことがあって、もともと面識があったので、ご連絡させていただきました。

ーー印象的な言葉は

外崎さんからは、「何かあったらいつでも頼って」と。本当に心強いなと思いました。

ーーどんなプレーを見てほしいか

チームが変わったからといって、僕のやることを変えることはできないですが、とにかく勝ちに対して貪欲に、僕らしく熱いプレーをみなさんに見せたいなと思います。

ーー横浜DeNAでは『ガッツマン』として親しまれてきたが、埼玉西武でのプレースタイルは

根本的なプレースタイルは変えることができないので、僕なりのプレースタイルでライオンズに全力で貢献したいなと思います。

ーーライオンズでは、石毛宏典さんや松井稼頭央さん、片岡保幸さんなど、レジェンドと呼ばれる選手が背番号「7」をつけてきたが、その印象は

おっしゃる通り、すごい方々がこの背番号を背負ってライオンズを引っ張ってきたので、到底及ばないですが、僕なりにその想いを背負って、ライオンズのために頑張っていけたらなと思います。

ーーミスターレオと呼ばれるような先輩たちもいるチーム。少しでも近づきたいという思いは

もちろんあります。キャリアを積まれた素晴らしい方々がいますし、そこに近づきたいという思いで日々頑張りたいと思います。

ーーレギュラー争いへの意気込み

レギュラー争いがあることは、毎年重々承知です。ポジション確約はないと思っているので、まずは自分でつかみ取りにいきたいと思いますし、任されたところで自分の役割を発揮できるように、しっかりと準備したいと思います。

ーー狙っているポジションや打順はあるか

ないです。任されたところで自分の役割を果たすことがプロだと思うので、特にこだわりはないです。

ーー改めて意気込みとファンへのメッセージ

改めまして、来年からライオンズでプレーすることになりました桑原です。如何せん不器用な人間なので、これと言って変わったことはできないですが、勝ちにこだわる執着は誰にも負けていないと思うので、気持ちもそうですが、結果としてもライオンズにしっかり貢献できるように、数字を残せるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

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