
ソフトバンクの大野稼頭央投手が17日、みずほペイペイドーム内で契約更改交渉に臨み、100万増の年俸620万円でサインした(金額は推定)。大島高(鹿児島)出身の3年目左腕は今季、1軍初昇格を果たして4試合に登板、勝ち負けなしの防御率0・00。今オフは倉野投手コーチとの面談で、来季の先発ローテ争いに加わるよう指令された。10月下旬からはレベルの高いプエルトリコのウインターリーグに参戦して、先発経験を積んできた。「先発として平均球速を上げることができたので大きな成長になった」と約1か月半の武者修行を終えて充実感を漂わせた。過去には柳田、周東、東浜、杉山らもプエルトリコに派遣されて、1軍でブレイクした。
また、大野は今年4月に広島出身の同学年の一般女性と結婚し、8月には第1子の長女が生まれたことも明かした。「娘の記憶に残るように」と息の長い現役生活を目標に掲げた。
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