
オリックス・村上喬一朗捕手が8日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、10万円増の年俸260万円でサインした(金額は推定)。「自分が出た試合の時に勝ち切れなかったことが多かった。(昨季までの)2年間やってきたことをある程度は発揮できたのかなという点もありつつ、まだまだ課題がたくさん見つかったシーズン」と振り返った。
東福岡高、法政大を経て、2022年の育成ドラフト5位で指名された右打者。プロ3年目の今季はウエスタン・リーグで20試合に出場し、打率2割、4打点をマークした。シーズン終了後の10月に鏡視下右肘肘頭骨棘(こっきょく)切除術を受け、現在はすでにキャッチボールを再開。「(術前は)ちょっと日常生活もしんどい状況で、野球の前に普通に生活できるようにさせてもらった。球団の方にも『手術させていただいてありがとうございます』と、そこの感謝は伝えて。来年はその感謝の気持ちをプレーで表現できたら」と恩返しを誓った。
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