
オリックス・田嶋大樹投手(29)が7日、NBA級の「超一流」を目指すと宣言した。7勝した今季から進化を目指し、オフは3勤1休で6キロの走り込みを計画。来年8月に30歳を迎える左腕は「長期的に見て35歳、40歳になってもバリバリ現役でできるように。今しっかり体を鍛えて、下半身を強くしないと」と意図を説明し、同時に壮大な夢を描いた。
「どんなやり方をしても、まだ超一流にはたどり着けなくて。今年はランニング量を増やしてみようかと。超一流って言われる門にたどり着けるかの実験段階にいます」。田嶋の言う「超一流」の定義とは、ソフトバンク・柳田ら「どうやって抑えたらいいんだろう…」と感じる強打者と対等に渡り合えること。さらには「NBAのカリー(ウォリアーズ)とかレブロン・ジェームズ(レイカーズ)とか、何百億(の年俸)でバスケをしている。(自身は)トップでやっている人に『すげぇな。近づきたいな』って思いながら野球をしている」と目を輝かせた。
この日から大阪・舞洲でネットスローを再開。1月中旬には、昨年に引き続きトレーナー・鴻江寿治氏による合同自主トレに参加予定だ。「話はそれたけど、毎日6キロを走るのはそういうこと。トップに一歩でも近づけるように」と改めて強調した。(南部 俊太)
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