
オリックス・太田椋内野手(24)が30日、“臨時打撃コーチ”に就任した。29日から2日間、チームメートの若月が台湾プロ野球の味全・蒋少宏(ジャン・シャオホン)捕手(27)と合同練習。その若月に「打撃がすごく太田に似ていると思った。(蒋に)打ち方を教えてあげてほしい」と依頼され、大阪・舞洲で「太田塾」を開講した。
「どんな感じで打って、どんな待ち方をしていますか?」。今季、打率2割8分3厘、ともに自己最多の10本塁打、52打点を記録した太田は、マシン打撃を見せながら丁寧に答えていった。最も強調して伝えたのは、自身も大切にする「左足が開かないように」との意識。「バットの出し方、手の使い方、考え方は僕に似ている部分があった」と、練習後に蒋から授かったバットを笑顔で見つめた。
「人に説明することによって、自分も再認識できることはいっぱいあった」。新背番号「1」で挑む来季に向け、密度の濃い“異文化交流”となった。(南部 俊太)
〇…山下が「2トーン」の自主トレを構想した。成長過程による腰の不調で1勝に終わった今季を経て「疲労を残さない」ことをオフのテーマに設定。午前中は大阪・舞洲でキャッチボールなど野球の練習、午後からは体のケアと明確に線引きする方針を掲げた。「(従来は)疲れた中で次の日に感覚を確かめる感じだったけど、今はどれだけ疲労を取って次の日に臨めるか(が大事)」。自身初のシーズン完走を目指す来季に向け、時間を有効活用する。