
オリックス・若月健矢捕手(30)が「若月アロー」の刷新を誓った。29日から2日間、台湾プロ野球の味全・蒋少宏(ジャン・シャオホン)捕手(27)と合同練習。大阪・舞洲でノックやスローイングなどを行い、新たな刺激を受けた。
「野球の考え方とかも聞けて面白かったです」。今季はベストナインとゴールデン・グラブをダブル受賞。満足せず、意欲的に動いた。中嶋前監督が臨時コーチを務める味全で、守備力と強肩に定評があるのが蒋。スローイングの助言を求め、片膝をついた状態での一塁送球も教わった。
昨年の盗塁阻止率はパ1位の4割7分4厘だったが、今季は同5位の2割1分9厘。「勉強になることの方が多かったですね」とうなずいた。名前の「矢」とかけた「若月アロー」はファンの間でも定着し、鋭く力強い送球を形容したもの。来年3月のWBCも見据え、いくらでも吸収する。
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