
ルーキーイヤーを終えた西武・ラマル外野手(19)が、偉大な先輩たちのような長距離砲を目指すと誓った。
昨秋の育成ドラフト3位で大阪桐蔭から入団。右肩のけがもあり公式戦出場は果たせず「すごい悔しいシーズンだったけど、けがをして違う方向から自分の体を向き合えたので、そこは良かった」。
チーム全体として「フィジカル強化」をテーマに掲げ、筋力面や打球速度などの結果によって「フィジカル組」と「バランス組」の2班に分かれた今秋キャンプでは、新人で唯一、ウェートの比率が少ない「バランス組」入りした筋骨隆々な体の持ち主。今秋はスイング軌道を修正中。「今まではバットを縦に、カット気味で出してたんですけど、ラインで出していくのを勉強してて」と黙々と課題に向き合う。
22日から沖縄で行われるウィンターリーグに参加するため、この日出発予定。「色々な人とコミュニケーションを取って、野球の面で話を聞けたら。どういう考えで打席に入っているとか聞きたい」。西武では同校OBの中村剛、森(現オリックス)らが主砲として活躍しており、「やっぱりバッティングで勝負したい。自分も長打力が強みなのでそっちの方向で」と目を輝かせた。
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