オリックス・曽谷龍平投手（２４）が１８日、栄養士と専属契約する考えを明かした。侍ジャパンの一員として１５日の韓国戦（東京Ｄ）に先発し、３回を完全投球。宮崎合宿からの代表生活を振り返り、慢心せず課題と向き合う決意を示した。

　「食事面も含めて、野球に取り組む意識が『まだまだだな』と思いました」。自身もルーズではなかったが、高橋宏（中日）は卵や鶏肉などをグラムで計量。写真を栄養士に送り、厳しく管理していた。「もっと知識を身につけないと」と、侍で意気投合した後輩右腕にも相談。今オフから栄養士の指導を受ける予定だ。

　来年３月のＷＢＣ本大会でメンバー入りを目指す左腕。１２月から本格的に自主練習を再開し、並行してＷＢＣ球の感覚も養っていく。「もっともっと野球がうまくなりたいです」。曲がり幅が大きい通称「ジェットコースタースライダー」が一番の武器。技術も、肉体管理も突き詰めた先に、大舞台が見える。（長田　亨）

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