
オリックス・横山楓投手が18日、秋季キャンプ中の高知市内で契約交渉に臨み、700万円増の年俸1400万円でサインした(金額は推定)。21年ドラフト6位で入団し、昨年までの3年間で1軍登板は4試合。昨年オフに一度戦力外通告を受け、プロ4年目の今季は育成選手として再出発していた。入山と同じ7月30日に支配下登録されると、14試合で2勝4ホールド、防御率1・10の好成績。「やってきたことをしっかり出せた。投球内容を評価していただき、良かったと思います」と笑みを浮かべた。
独特の小さなテイクバックから繰り出される150キロ超えの直球が武器の右腕。「支えてくれた人がたくさんいるので、感謝の気持ちでいっぱいです。もっと頑張らないといけない。なかなか周りとはかぶらないものを持っていると思うので、そういったところで勝負していきたい」と来季の目標に開幕1軍と50試合登板を掲げた。
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