
オリックス・川瀬堅斗投手が10日、秋季キャンプ地の高知市内で契約更改に臨み、800万円から倍増の1600万円でサインした。5年目の今季は自身初の開幕1軍をつかむと、8月23日の楽天戦(楽天モバイルパーク)でプロ初勝利。23試合で1勝1敗3ホールド、防御率2・66と飛躍の1年になった。
「しっかり評価していただいた。今シーズンはよく頑張ってくれたと言ってくれた」と大幅アップに笑顔。そのうえで「調子の波が今年はひどかった。それに伴って体の動きの波も激しくて、今はとにかく下(半身)を使って投げるということを練習している」と、来季への課題も口にした。
今季、救援として41試合に投げた山岡は、来季の先発再転向が決定。「僕は言われたところをやるまで」としつつ、「ロング(リリーフ)もやりつつ、今年に山岡さんがやっていた6回とか、勝ちパターンがいないときの7、8、9(回)をやっていきたい。40試合、50試合、今年より多く投げたい」と“ポスト山岡”に名乗りを上げた。
川瀬と同じ2002年生まれのドラフト2位・寺西成騎投手は300万円アップの1400万円でサイン。1年目ながら先発で2勝を挙げた右腕は「僕はお小遣い制。母に管理してもらっているので、ちょとお小遣いを増やしてもらおうかな」と笑顔で要望した。
その他、堀柊那捕手は50万円アップの550万円、茶野篤政外野手は200万円ダウンの1400万円で更改した。
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