
オリックス・森友哉捕手(30)が5日、自身に「無休指令」を発令した。故障に苦しみ、50試合の出場にとどまった今季を「ほとんど何もやっていない」と改めて表現。6日からの秋季キャンプに志願参加し、今オフの練習計画も立てた。
「例年なら休む時間をつくるけど、今年はその必要もないのかなと思っています」。この日、岸田監督らとともに空路で高知入り。7月に右太もも裏筋損傷で離脱したことも踏まえ「下半身を中心に体を強くしたい」とキャンプの個人テーマを設定した。打撃でこだわるのはスイング量。12月以降も妥協せず、戦える体に仕上げていくつもりだ。
西武からFAで加入3年目。1本塁打、14打点はともにプロ12年目で最少の数字だった。秋季キャンプ中に中日と練習試合を予定する岸田監督も「しっかりもう一回、マスクをかぶって守れるように」と完全復活に期待した。本来なら正捕手であり、攻守の要でもある存在。野球の鬼になる。(長田 亨)
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