
日本ハムからドラフト3位で指名された東海大・大塚瑠晏(るあん)内野手が5日、神奈川・平塚市の同校で仮契約を結んだ。契約金6500万円、年俸1000万円(金額はいずれも推定)。
仮契約を終えた大塚は「より一層頑張らないとという気持ちになりました」と端正な顔をキリリと引き締めた。スピード感のある軽快な守りを持ち味とする遊撃手だが、日本ハムの二遊間には同じ右投げ左打ちの上川畑、水野に加え新人の山県と競争相手は多い。それでも「自分と似たタイプの選手が多いですが、違ったよさを出していければ。守備では負けたくないです」と言葉を強めた。
色紙にしたためた「一日一生」の文字は東海大相模で指導を受けた門馬敬治監督(現創志学園監督)から授かったもの。「1日1日を大事にしろという意味で、1日1日が勝負です」。新たな舞台へ向けて、勝負の日々が始まった。
◆大塚 瑠晏(おおつか・るあん)2003年10月26日、栃木市出身。22歳。栃木南小で野球を始め、6年時にヤクルトジュニアでプレー。栃木南中では小山ボーイズに所属し、ジャイアンツカップなど全国大会に出場。東海大相模では2度甲子園に出場し、3年時に主将を務めて春のセンバツで優勝を果たした。東海大では2年春から出場し、侍ジャパン大学日本代表に選ばれた。170センチ、74キロ。右投左打。
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