
日本シリーズのMVPに輝いたソフトバンク・山川穂高内野手(33)が1日、「どすこい!」に終止符を打った。西武時代の19年から続けてきた、おなじみの本塁打パフォーマンスを「もう、やめます」と宣言。「ゲームセットまで、とにかく集中。グラウンドで一切、歯を見せないぐらい。ホームラン打っても、喜んではダメ」と理由を語った。
シリーズは大活躍したが、今季全体は不振。打率2割2分6厘、23本塁打、62打点で、34発&99打点の昨季から大きく落とした。「絶対に今年の成績を許してはならない」と本気。ファンを盛り上げることも大切にするが、来季は純粋にバットで魅了することを誓い「それが一番」と覚悟を決めた。
同時に無休のオフを宣言。日本一から中1日でみずほペイペイに現れると、練習道具を持ち出し、そのまま隣接する砂浜に向かった。ランニングや素振りなど、早くも始動。4日からは福岡県内の球場を借りたことを明かし、「野球人生で一番練習する」と決意を示した。(安藤 理)
関連ニュース
・【ソフトバンク】MVP山川穂高「絶対に今年の成績を許してはならない」歓喜から中1日で自主トレ開始
・【オリックス】頓宮裕真が「師匠」に学ぶ「ここという時に流れを変えられる打者に」日本Sで1HR5打点のソフトバンク・山川から刺激
・【ソフトバンク】山川穂高が3週間ぶりのどすこい「この感覚を大事に。CS、日本シリーズでチームの力に」
・【ソフトバンク】山川穂高“丸刈り満塁弾” 不振2軍落ちから昇格即の中越え10号 49打席ぶりどすこい
・【ソフトバンク】山川穂高、こどもの日に決勝弾「いってくれた」 少年時代の憧れは「イチローさん。ダントツです」