10月4日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と埼玉西武の第25回戦は、3対2で東北楽天が勝利。今季の埼玉西武戦を13勝12敗で終えた。
東北楽天の先発・坂井陽翔投手は3回表、四球と安打で1死1、3のピンチを背負い、渡部聖弥選手の適時内野安打で先制される。それでも援護点をもらって以降は4回表、5回表を3者凡退に抑え、5回89球4安打1四球5奪三振1失点で降板した。
打線は1点ビハインドの3回裏、武藤敦貴選手の四球などで無死満塁の好機を得ると、村林一輝選手の内野ゴロで同点に追い付く。さらに2死1、3塁からボイト選手が適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。
8回表、2番手・古謝樹投手が渡部聖選手の12号ソロで再び同点に追い付かれるも、直後の8回裏、代打・岡島豪郎選手、ボイト選手、浅村栄斗選手の安打で1死満塁の好機をつくる。続く宗山塁選手の犠飛で勝ち越しに成功。最終9回表は藤平尚真投手が締め、3対2で試合終了。
3連勝を収めた東北楽天は、古謝投手が今季7勝目。打線では引退を表明した岡島投手が最終打席で安打を放ったほか、ボイト選手が3安打1打点をマークした。一方の埼玉西武は、高橋光成投手が7.0回111球5安打2四死球6奪三振3失点(自責点1)。渡部聖選手が一発を含む2安打2打点も、あと一歩及ばなかった。
123456789 計
西 001000010 2
楽 00200001X 3
西 ●高橋光成-豆田泰志
楽 坂井陽翔-○古謝樹-S藤平尚真
文・西嶋葵
宗山塁が決勝犠飛! 東北楽天が接戦を制し3連勝
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2025.10.4(土) 17:13
