
◆SMBC日本シリーズ2025第4戦 阪神―ソフトバンク(29日・甲子園)
ソフトバンクの近藤健介外野手が、代打で貴重な追加点を奪った。2点リードの6回2死二塁から代打で阪神・桐敷の2球目をはじき返し、右前適時打。見逃せばボールのような低い球を巧みなバットコントロールでさばき、一塁を回ってガッツポーズした。近藤は「打ったのはツーシーム。守りができない中で、代打での一振りで絶対に仕事をしようとしました」とコメント。「この代打起用に結果で応えることができて良かったです。みんなで勝ちを掴み取って王手をかけたいと思いますと勝利を見据えた。
5回無失点と好投していた先発・大津の代打だった。大津は5回59球と余力を残していたが、小久保監督の積極采配に応えた。
2戦連続でベンチスタートだった主砲。本拠みずほペイペイでの第1戦では先制打を放ち、10得点で大勝した第2戦も適時二塁打で2戦連続の打点をマーク。日本ハムとの最終ステージは、左脇腹痛で欠場した。日本シリーズで9月26日以来に復帰していたが、DH制のない甲子園は代打に専念していた。
日本シリーズで代打で打点を挙げたのは、球団で19年第3戦の長谷川以来。適時打は18年第4戦の長谷川以来だった。
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