
◆2025 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファーストステージ 第2戦 日本ハム5―4オリックス(12日・エスコンF)
「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」の第1ステージ(S)第2戦が行われ、日本ハムが最大3点差を逆転してオリックスに連勝し、2年連続最終S進出を決めた。1点を追う8回、フランミル・レイエス外野手(30)が右翼へ逆転2点打を放って試合を決めた。
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レイエスには日本で大切にしている原点がある。9月4日、ZOZOでのロッテ戦の試合前、2軍の鎌ケ谷スタジアムにいた。午前11時。ナイター開始の7時間前にわざわざ鎌ケ谷を訪れ、稲葉2軍監督や2軍コーチ陣と抱擁を交わした。
「去年、自分が降格した時にコーチやスタッフの方にすごく支えられた。改めて『ありがとうございました』と感謝の思いを伝えたかったんだ」
1年目の昨季は5月中旬から1か月の2軍降格を経験。その際にサポートしてくれたスタッフへの恩を行動で示したのだ。不振で苦しかったはずの時間は、同時に優しさに触れてチームをより愛するきっかけになった時間でもあった。「互いが互いに対する愛情を感じて、すごく幸せだった」。リスペクトと謙虚な姿勢が、異国での大活躍につながっている。
(日本ハム担当・川上 晴輝)
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