
日本ハムは2日、エスコンで全体練習を行い、頭部を負傷し静養していた八木裕打撃コーチが、約3週間ぶりに現場復帰した。
9月9日のソフトバンク戦(エスコン)、8回に近藤が二飛に倒れた際、折れたバットがベンチにいた八木コーチの左側頭部に直撃した。札幌市内の病院で精密検査を受け、頭部の裂創縫合を行い、脳内の一部出血と腫れで1週間程度入院。リハビリなどで慎重に状態を確認し、シーズン最終戦を前に戦列に戻ってきた。
練習開始前に選手たちから拍手で迎えられると、スタンドのファンからも温かい拍手が送られ、八木コーチは「ファンの方も横断幕とかつくってくれたり、激励のサインを送ってくれたりするんで本当にありがたい。選手じゃないけれども、気にかけてくれてるのはうれしかった」と感謝した。
久しぶりに直接見た選手たちについては「リラックスしてるかな。公式戦はあと1試合だけだし、(最多安打のタイトルがかかる清宮)幸太郎だけかな、気合入ってやってるのは(笑)。問題は練習やってからのCSなんで、どういう風に調整していくか」と話していた。
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