
楽天の三木肇監督(47)が4日、今季キャプテン制を廃止する意向を明かした。
指揮官は「いろんな意見があると思うけど、選手会長に(田中)和基がいる。何かあったら和基を軸にして、いろいろとりまとめてやっていくことが1番いいかなと思っている」と選手会長中心でチームをまとめていく方針を示した。
球界では優勝旅行中に巨人の阿部監督が、今季は20年ぶりにキャプテンを置かないことを発表。楽天では参入初年度の2005年から主将が不在で11年に鉄平が初代に就任。その後松井稼、嶋、銀次、茂木が務めたが、22年に1度主将を廃止。23年に復活させて浅村が務め、昨季は投手は則本、野手は浅村のダブルキャプテン制を敷いた。今回廃止となれば3年ぶりにキャプテン不在となるが、「1人1人が自分のためにと思いながらやれば、必然的にチームのためになる」と全員が主将の気持ちでシーズンに臨むことを求めた。(太田 和樹)
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